文化祭で、どちらでしょう!
――第3回――















『さあっ!第二回戦もはりきっていきましょー!!』
「「おお〜〜!!」」
「……もーやだ…こんなの……」
『さて、第二回戦の内容ですが、持久力対決です!』
「なんか定番ね…ソレ」
『いいじゃないですか。争奪戦といったら持久力対決ってきまってるんですから!』
「ただ思いつかなかっただけじゃないの?」

 ぎく。

「ほ〜らその反応!やっぱ思いつかなかっただけじゃないの!」
『い、いいんです!ほっといてください!!』
「なぁ〜まだ始めないのか?」

 あ。そうでした!
 すっかりリナさんのペースにはまってました!
 さっさと始めなければ!
 ああ、ガウリイさん…ありがとうございます……

『ではコースを説明します。』

 ばさりっ、とスクリーンが広がり、この市内の地図が映し出される。

『え〜この赤い矢印がコースです。距離は約15キロです。』

 お二人の体力と運動神経を考えれば大丈夫ですよね。(誰に聞いてる?)
 お二人はこの間に準備運動をしておられます。
 う〜ん。本当に大丈夫そう。

『ではスタートラインに着いてください。位置に着いてー、よーい…どん!』
「うおぉぉぉりゃぁぁぁぁ!」
「あんまり急ぐとこけますよ、ガウリイさん」

 なんかゼロスさん……すっごい余裕です……(汗)
 ガウリイさんも叫んでますけど余裕そうですし……
 これじゃあ普通の人の半分の時間で戻ってきそうです……
 ま、それは置いといて。

『ここからの様子はこちらで見ましょう。中間ポイントのゼルガディスさーん!』
『こちら現場のゼルガディスだ。』
「お〜やっほ〜ゼルちゃん♪見ないと思ったらそっちにいたの」
『呑気なもんだな、お前も……』
「だって……」

 リナさんは途中で言葉をきり、なんだか楽しげな笑みを浮かべて……

「次の対決内容は……アレなんだし?絶対だいじょーぶよ!」
『まぁ……そうかもな』
『ゼルガディスさーん!状況、おねがいしまーす!』
『おっと、そうだったな。ここは中間ポイントだ。普通の奴ならまだ見えない筈だが……モノスゴイ砂煙が見えるぞ……しかもホントにペースが速い』

 言うと同時に画面がパッ、と切り替わり、砂煙の方を映し出す。
 をを……ほんとに凄いです……
 リナさんもポカーンとして見ています。

『え〜とぉ……』

 言葉も無いです……
 どーしましょう……?

『今二人が…おわぁ!?』

 ザザァァァァ……

 悲鳴と共に画面が砂嵐状態になる。
 ……本当にそうなってるかもしれないですが……(汗)
 あ。画面が戻りました。

『……あー…びっくりした……』
『あのー……大丈夫ですか?ゼルガディスさん……なんか服装が乱れてますけど……?』
『あ?いやこれはあいつらが……いや…なんでもない……気にするな……』

 なんかものすごく疲れてる様ですけど……
 それは後で聞きましょう……

『それよりアメリア。そろそろあいつらそっちに着くぞ。ゴールテープの準備、しとけよ』
『はい!分かりました!ゼルガディスさん、気をつけて帰ってきたくださいね!』
『ああ』
『それではゼルガディスさん、ありがとうございました!ではテープの準備、御願いします!』

………どどどどどどどど!

 あれ?なんでしょう……
 この地響き……?
 あの砂煙……?…って、もしかして……
 もしかしなくてもあれはガウリイさんとゼロスさん!?

『み、みなさん!お二人が見えてきました!!』
「「お…おお……」」

 会場全体の雰囲気が変わる。

『あと100m!』

『あと50m!』

 会場がざわめき、ゴールの瞬間を待つ。
 ……?
 なんでしょう…?
 なんだかあきらかにバナナの皮を持ってる人がゴールの近くに……
 しかも…ふたつ。
 ま……まさか…………?

ぽいっ。

 ああ!?ほんとに投げた!?
 早くお二人に教えなければ!

『ガウリイさーん!ゼロスさーん!足元、気をつけてくださーい!!』
「「え?」」

つるっ

「『あ。』」

ずべべべべべ……

 お…遅かった……(汗)
 見事に全員の声がハモった。
 お二人はそのままゴールまで滑って行き、会場全員が砂煙がはれるのを待つ。
 果たして、先にゴールしたのは……!
 砂煙がはれ、ゴールを掴んだのは……

『…が、ガウリイさんです!この勝負、ガウリイさんが勝ち取りました!!』
「やった……?やったぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「「わぁーーー!」」
「あーあ。負けちゃいました…」

 歓声の嵐の中、リナさんが…

「よかった……ガウリイが勝ったんだ……」

 と呟いていたのは、わたしの耳には届きませんでした。

 それにしても、誰なんでしょう……
 バナナなんて投げたのは!
 正義じゃありません!
 …って、よくよく思い出してみればあの黒髪の人ってリナさんの……
 まぁいいか!

『では!次は最終決戦です!!』


「…ふっ。ちったぁイヤガラセってモンをしてやらねぇとな……
 ま。次は俺の出番だしなぁ……タダではやらんぞ…リナは……フフフ……」







――解説とゆーなのいいわけ――
 はーい!またまた沸いたりゅ〜やです!
 今回、ゼル君が出てきました!出番少なっ!
 次にちゃんと出してあげなければ……(汗)
 多分、次で決着つくと思います。
 でわっ☆