スレイヤーズふぉうえばあ |
第二章 王 鬼 「責任・・・・?」 「そうよ、責任・・・・あいつの名は『王鬼』、この世界を乗っ取ろとしている私たちの世界の魔王クラスの存在・・・・まあ、もっとも魔王はちゃんと別に存在してるけどね (笑)・・・で、うちの世界の魔王になろうとして魔王に戦いを挑んだんだけど倒されて・・・正確には封印されたんですけど、この世界の魔道士が時の空間を歪めてくれたおかうちの世界にも影響が出て王鬼の封印が解け、ちょどこの世界の魔王の欠片が二度もほろぼされて魔王の力が衰退しているところにつけこみこの世界に攻め込んできたということです」 ケイはまたま笑顔でなんか凄そうなことを言っている。 「時の空間を歪めた?」 「そう、あなた達まえにうちの世界とは別の魔王ダークスターと戦ったことあるでしょう。で、そのときのラグナ・ブレードで歪んじゃったのよ」 ラグナ・ブレード・・・・ってリナかまさか。 「それってまさか、リナのせいってことか!?」 「まあ、そいうことになりますね、あの技は空間さえ切り裂いてしまいますから」 アメリアは厳しい表情を浮かべた。 「シャブラニグドゥが二度滅んだってどういうことですか?、リナさんが一回滅ぼしたのはわかりますけど・・・・」 ぎくっ!。 オレはわかった額に汗をかいたのがわかった。 「それは、ガウリィさんに聞いたほうがよくわかりますよ」 ケイは少し真顔になってアメリアの方を向いていた顔をオレの方にむけた。 「え!、まさかまたリナさんが倒しちゃったんですか!?」 「お、おう・・・」 オレはアメリアの言葉にぎこちなく?頷いた。 「と、いうことであいつを倒すのに協力してもらいます、リナさんとガウリィさんには」 「協力・・・って、この世界の魔法じゃむりなんじゃ・・・」 「だから光の剣を貸したんじゃないですか(笑)」 「あ、そうか」 「そういうことで、今から一緒に来てもらいます。ガウリィさん」 ケイはオレの手を引きドアへ向かった。 「あのう!私も行きます」 そういえば、アメリアいたんだっけ・・・。 「ダメです、あなたじゃあいつには敵いません、あなたを連れていったら足手まといです!」 ケイはアメリアの方に振り向き強い口調でいった。 「そ、そんなー・・・」 ケイはまたドアの方に向き、「さあ、行きましょう、私の旦那が待っています」 オレを促し、ドアを開け外に出た。 その時。 ガチャーン!。 部屋の窓ガラスが大きな音をたてて割れた。 「な、なんだ!?」 ぐぁああああああっー! 「ちっ、もうここに気づいたのね」 オレとケイはその音を聞いて振り返った。 あれはいったい・・・?。今まで見たことがない。 そこにいたのは・・・人間?の形をした黒いオーラを発しているモノだった。 その全ては仮面をつけていた。そして右手には剣、左手には盾を持っていた。 「人間か?」 「いいえ・・・っていうか半分は人間なんですけど、うちの世界のモンスターと人間の合成魔です・・・この世界でいうキメラです」 「ゼルみたいなもんか・・・」 「まあ、そんなもんなんですけど、合成魔には感情がありません」 「ゼルのことも知ってるのか?、お前さん」 「はい、もちろん・・・・・あ、来ます!、この世界の魔法は効きませんが光の剣なら対抗できます、何せうちの世界の最高クラスの魔族が作ったものですから(笑)」 オレたちがそな会話をしていると、やっぱりというか・・・そいつらはオレたちの方へ襲いかかってくる。 「ああ、誰かさんに聞いた。で、おまえさんは何で戦うんだ?」 「私ですか・・・・」 その言葉と同時にケイに合成魔の剣が襲いかかる。 「危ない!」 カキーーン!っ。 オレの言葉と同時にケイは何かでその剣を受け止める。 オレがケイの剣を押さえている方をみると・・・。 ケイの手にはどこから取り出されたのか剣の握りの部分で相手の剣を受け止めていた。 「・・・・これで戦います」 そう言って相手を押し返し構えた。 「はぁぁぁぁーっ!」 ケイは力を込めるように声をだすと、鍔の先から黒い刃が出現した。 そして、押し返した合成魔に斬りかかる。 バシュ!。 合成魔は真っ二つに左右に割け、床に倒れる。 そのまま、二十匹はいるであろう合成魔を斬り裂き倒していく。 相手に攻撃のチャンスを与えないまま・・・・・・・・ そして最後の一匹を・・・・・・・・・ ザシュッ!。 倒した・・・・。 す、すごい!オレたちには相手の実力はわからないもののあんだけのモンスターを一気に倒すなんてそうとなもんだ。 「ふぅー。ざっとこんなものかな(笑)」 「お前さんも剣士なのか、それにその剣・・・・」 「ええ、この剣は光の剣と同じ仕組みです、あ!、すいません全部倒しちゃったみたいですね、せっかく、また光の剣が戻ってきたのに・・・・」 「いや、オレも少し呆気にとられていたから」 そうオレは呆気にとられてて構えるのも忘れていたのである。 「そう、でも光の剣ならあいつら簡単に倒せますよ」 ケイは刃を消し、それを腰の辺りにしまった。 でも、いったいどこにしまったんんだ?。 「あのう、今の剣どこにしまったんですか?」 オレが思わず聞いてしまった。 「・・・・・・」 「へ?・・・・・聞いちゃまずかったかな?」 「・・・・・エッチなこと聞くんですね・・・・」 ケイは、真顔になりオレ背をむけていった。 顔は赤くならないようだ。・・・ってそんなところにしまってあるのか?、 ・・・・オレ何考えてんだ。 「あのう・・・・私のこと忘れてません・・・・?」 気づくと、アメリアの声がした。 「「あ!」」 どうやら、オレたちはアメリアの存在をわすれていたようだ。 「すまん。忘れてた(笑)」 「そんな〜・・・・・、でも凄かったですよ!ケイさん。あれだけの大群を一人で倒すなんて!」 アメリアは最初は呆れていたようだが、すぐ眼を輝かせ言った。 「やっぱり、私も行きます」 「だから言ったでしょう!、ダメですって」 また強い口調で言うケイ。 「嫌です!、だって事情がわかった以上・・・黙ってられません!」 また、アメリアの正義感が始まったようだ。 ケイはアメリアに近づき・・・・。 「だから言ったでしょう、私たちが倒すって」 「それは、わかってます。だけど、自分の手で自分の世界を救いたいんです!」 アメリアは涙目になっていた。 「それはわかってます・・・・・、だからリナさんとガウリィさんが代表なんです」 ケイは右手をアメリアの右肩に置き。アメリアの眼を見て。言った。 「私たちは無駄に命を失いたくありませんから・・・・さ、行きましょうガウリィさん・・・・・・」 ケイはまたオレ方に来て促し部屋を出ていった。 「あ、はい・・・」 オレもそのあとを追って部屋を出た。 アメリアは誰も居なくなった部屋に一人佇んでいた・・・・。 つづく・・・・・・。 ここでちょこっと解説(笑) ケイが剣をしまっているところは・・・・下着の中・・・・っていうのは嘘で・・・・ 革パンのお尻の部分の内側の作ってあるポケットにさしています。 全然、エロくないですね(涙) |