うぃんたぁ






すぷりんぐ番外編



 (4)








ガウリイ=ガブリエフ・・・

何か知らないけど・・・ムカツク・・・ムカツク・・・ムカツク!



「り〜なぁv」
「何、ガウリイ?」
「膝枕・・・してv」
「えっ!?」



おい!(怒)

リナが、いやがってるだろ!



「や・・よ・・・恥ずかしい。」
「いいじゃん、誰も見てないし、な?」



俺が見てんだよ!

それ以上リナに近づいてみろ・・・コロス!(激怒)



「なぁ〜リナぁv」
「まって・・・ちょっと、ホント・・・ダメだって・・・ガウ」



もう限界だ・・・リナが助けを求めてる!



ふう゛っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!



「おわっ!・・・どうしたんだアース?」



気安くリナの付けてくれた名前を呼ぶんじゃねぇ!

俺は認めねぇぞ・・・お前なんか・・・お前なんか!



「どうしたの?アース。」



リナv

にゃぁ〜お♪



「ふっふ・・・アースはガウリイ嫌いなの?」



あぁ!

大嫌いだ!

何もかも気にくわないが・・・一番気に入らないのは、こいつがリナにベタベタする
事だ!

だから、俺がリナを守る!

この、姿だけは人間の、ケダモノから、リナを守って見せる!



「俺、何か嫌われることしたかぁ〜?」



ふっ、お前は最初から気に入らなかったが・・・この家に来て、一ヶ月・・・更に嫌
いになったんだよ!



「さっ、ガウリイはほっといて、お風呂入ろうか?」



・・・・・・ふ・・ろ・・・!

うぅ・・・俺はホントは水は嫌いだ・・・身体が濡れるし・・・でも、サンのやつは
好きだって・・・変なやつだよな。

でも・・・



「えぇ〜俺もリナと入りたいなv」



お前とリナを一瞬たりとも二人っきりにさせるものか・・・。



う゛ぅ〜〜〜〜〜〜〜!



「あはははは・・・アースがガウリイと一緒はイヤだって。」



当たり前だ・・・リナ以外の人間なんかと・・・しかも、男なんかと入ってたまるか




「そんなぁ〜〜〜(泣)」
「じゃね、ガウリイ。」
「りなぁ〜(滝涙)」



ざまぁみろ!



「・・・・・・・」



なんだよ、その目は・・・?

なんだ、お前猫の俺に嫉妬してるのか・・・?

勝った・・・勝ったぞ、ガウリイ=ガブリエフ!

じゃ・ぁ・な・!



にゃぁ〜ん!















「サン!お風呂入るよ〜ぉv」


『お風呂ぉ〜v入る、入るv』



とてとてとて・・・



『あれ?がうりいは入らないの?』

『あぁ・・・アイツは別だそうだ。』

『ふぅ〜ん。』


「さ、じゃぁ、一緒に入ろうね、サン、アース」


『あぁ。』

『うんv
あっ、でも、最近がうりいなぁ〜んか、寂しそうだけど・・・いいのかな?』



いいんじゃないのか別に・・・(微笑)













おわるん☆













あとがき

あ・・・あれ?なんか、アース君、性格変わっちゃった・・・(汗)
まぁ、ホントの性格はこんなこだったと・・・思って下さい。
ガブリエフ家に来て、一ヶ月。
アース君もガウリナのラブラブ(ほぼガウリイの一方通行)
を目の当たりにして・・・何かがキレてしまったのでしょう。

さて、一応付け足し・・・と言うか言い訳?見たいな説明なんですけど・・・

ガウ君、アース君が家に来てから一ヶ月・・・ことごとくリナちゃんへのらぶアタッ
クを阻止されてます。
夜寝るときは・・・一応猫ちゃん用のかごベットがリビングにあるにも関わらず、
アース君はガウリナウォーターベットへ侵入。
しかも、それに習って甘えん坊のサンちゃんまでもが添い寝。
でもって、猫ちゃんをかわいがってるリナちゃんは、当然追い出すことも無く一緒に
就寝。
この状態で、哀れガウ君に何ができようか・・・いや、何もできまい(反語)

そんなこんなで、一ヶ月経過・・・とうとうガウ君理性がぷっつんしちゃうかも!?

っと言うわけで・・・次回お楽しみに〜v