あたしの気持ち・あんたの気持ち |
好きな人ができた。 いや、だからどうした?って感じなんだけど、あたしにとっちゃ一大事件である。 相手は誰かって?? ・・・・・・それは・・・・・・ 「リナ!ここにいたのか〜。一人でふらふらするなよー心配するじゃないか。」 「あっ、ガ、ガウリイ。ごめんごめん。無意識だった。」 「無意識ってなぁオイ・・・・・・とにかく!俺の傍から離れるなよ!いいな!!」 「言われなくてもわかってますよーだ。」 あぁ・・・・・・あたし顔真っ赤だ/// ガウリイの声を聞いただけで・・・・・・ いつからこんなんなっちゃったんだろう? 最初は腹が立つ自称保護者だった。 なのに、何時の間にか彼の存在に甘えるようになってしまった。 (あんなクラゲのどこがいいんだろ?) 「ねぇ、ガウリイ?」 「ん?」 「あんたさ、その・・・・・・あたしのことどう思ってるの!?」 「はぁ?なんだよいきなり」 「い、いいから答えなさいよ!」 うぅ〜なんでいっつもキツい口調になっちゃうんだろ。(涙 今日こそガウリイの本音を知りたいのに・・・・・・ 「んーそうだなぁ。色気のない大食らい」 めりっ 「な、なんだよリナァ」 「『な、なんだよリナァ』じゃないでしょ! あたしが聞きたいのは・・・・・・・やっぱ何でもない!!クラゲに聞いてもしょ うがないわよね」 「ずるいぞリナー!なんだよ教えてくれよぉ」 「何でもないって言ってるでしょ!さ、昼飯よーー!」 あたしは駆け出した。 ガウリイはきょとんとしてるけど、そんなの気にしない。 今はまだ聞かなくていいや! 今の関係のままが良い。 全部終わったら・・・・・・そのときに聞こう! 今はご飯があたしを待っている!! 〜end〜 付け足し。 そのときガウリイが 「リナ、俺はお前のこと・・・・・・」 と顔を赤らめてつぶやいたことに、リナは気付いていなかった。 〜今度こそend〜 |