さまぁ |
すぷりんぐ番外編 (2) アメリアしゃまが、家に帰ってしまいました。 わたしは今日からしばらくこの家におしぇわになりますぅ。 「サン、アース、ヴィナちゃんと仲良くするのよ♪」 リナしゃんがそう言ってサンしゃんとアースしゃんをなでなでしてますぅ。 サンしゃんも、アースしゃんも、嬉しそう・・・・わたしも、いつもはアメリアしゃ んがいいこ、いいこしてくれました・・・ 「ヴィナも、サンと、アースのことよろしくね。」 なでなで・・・ うぅ♪ なんか、くすぐったいですぅ。 なんだか今日は、いつもと違ってにぎやかです。 サンしゃんが、お家の中を案内してくれました。 どのお部屋もあったかくて、いい匂いがして、優しい感じでしたぁ。 いろんな遊びもおしえてくれましたぁ。 そふぁーの上をぴょんぴょんして、暖かい日向でころころして・・・ アースしゃんも、一緒に遊んでくれました。 「ただいまぁ〜」 うりゅ? 『あ、がうりい♪』 そう言うと、サンしゃんは走って行っちゃいました・・・ 『あの・・・ガウリイって?』 そう聞いたらアースしゃんは不機嫌そうに言いました。 『くらげ』 『くらげしゃんなんですか?』 『そう、あいつは馬鹿デカイくらげ男だ!!』 『アースしゃんは、くらげさん嫌いなんですかぁ?』 『きら・・・』 「ただいま、リナ、アース。」 「お帰り、ガウリイ。」 あれ? アースしゃんはくらげしゃんだって言ってたのに・・・男の人ですぅ?? それに・・・おっきいですぅ。 長い金色で、目が青くて・・・ 『アースしゃんに似てますねv』 そう言ったら怒られちゃいました。 どうして・・・? 『アースはねぇ、がうりいと・・・えーと、”らいばる”なんだって。』 『らいばる??』 「お、リナどうしたんだこの仔猫?」 う? わたしですか? あ、はじめましてわたしは、ヴィナっていいますぅ。 みゃぁ〜んv 「ヴィナちゃんよ、アメリアからあずかったの。」 「へぇ〜、ヴィナか、じゃぁ、これからよろしくな。」 すっ へ?え?え? 高いですぅ〜わぁ〜わぁ〜 おっきな手ですねぇ・・・わたし、すっぽりですぅv 『あ、あたしも、あたしも、がうりい高い高い!!』 みゃぁ〜ん、みゃぁ! 今度はふたり一緒に高い高いですぅ。 楽しいですぅ。 でも・・・楽しい時間はあっというまなんですね・・・ 夜はイヤです。 いつもはアメリアしゃまと一緒なのに・・・ うぅ・・・かえりたい・・・ リナしゃんも、ガウリイしゃんも、サンしゃんも、アースしゃんも優しいけど・・・ やっぱりしゃみしいです・・・かえりたい・・・ お空におっきなお月様・・・アメリアしゃまも、見てるかな・・・? ・・・・・・・かえりたいよぉ・・・・・・・ かたんっ ! 何ですか?・・・音がしました・・・・?? 「・・・あれ?ヴィナどうしたの?」 うりゅ?リナしゃん? 「・・・家が恋しくなちゃった?」 こいしい・・・? 「アメリアいなくて、寂しい?」 ・・・・・・・・うぅぅ・・・ しゃみしいですぅ。 おうちに帰りたい・・・アメリアしゃまに、あいたいのぉ・・・ ・・・・みゃぁぁ〜ん 「ほらほら、そんなに悲しそうに鳴かないの。 アメリアもお仕事終わったらすぐに迎えに来てくれるから。」 ホントですか・・・? わたしのこと忘れたりしませしぇんよね? 「大丈夫よ・・・ほら、ヴィナ一緒に寝よ。」 はい。 あぁ・・・リナしゃんの腕の中・・・アメリアしゃまみたいに暖かいですぅ・・・ ・・・・・・・いい匂い。 明日は晴れるといいなぁ・・・ いっぱい、いっぱい遊んで、アメリアしゃまを元気におでむかえしゅるのですぅv おわりましゅ★ あとがき ヴィナちゃんちょっぴりホームシックでした。 う〜ん、ガウ君の出番少なかったなぁ・・・今度こそは!! と言いながら書くかどうかは、そのときにならなきゃ分からない(爆) |