さまぁ







すぷりんぐ番外編


 (1)











きょう、お出かけなのです。

わたしの、ご主人の、アメリアしゃまが、え〜っと・・・?

りょこう?

に行くんだって。

だから、きょう、わたしは、え〜っと・・・たしか・・・リナしゃん?

っていう、アメリアしゃまのお友達の家にいくしょうです。






「ほ〜ら、ここがリナさんの家ですよ」

わぁ・・・お花がいっぱいですぅ・・・いいにおいv







ピンポ〜ン♪







「は〜い」


う?


中から声が聞こえましたぁ。



がちゃっ!



「いらっしゃいアメリア〜v」

「リナさんお久しぶりですぅ」


アメリアしゃまが、リナしゃんに抱きついてますv


「あ、この仔があずかってほしいって仔?」

「はい、父さんの仕事の関係で私も急に行くことになって・・・でも、良かったで
すぅ。
リナさんがあずかってくれてv」

「いいのよ〜一匹ぐらい増えたってv
さ、いつまでも立ち話は何だから上がって。」


リナしゃんの家はなんだかいい匂いがします。
え〜っと・・・おかしの甘いいい匂いですぅv


「さっきケーキ焼いてたのよ、ちょっと待ってねv」

「あ、ありがとうございますぅ」



みゃぁ〜んv


う?あ、ありがとうごじゃいましゅぅv



「え?」

「あはは、その仔も食べたいのかな?」

「多分そうだと思いますv」



かちゃ、かちゃ・・・



「さ、どうぞv」


うっわぁぁ〜〜♪

とってもおいししょうv


むぐむぐ


クリームいっぱいで、今まで食べた中で一番おいしいですぅv






『りな、ケーキ?ケーキ?』


とたとたとた・・・



うみゅ?


誰の声でしょうか・・?


『こら、サン!お前急に俺を蹴っ飛ばすなよ!!』

『だって〜、リナのケーキだよアースぅ!!』



とたとたとたとたとたとたとた・・・



だんだん近づいて来ますぅ。









「あ、うちの食いしん坊さんたちも来たみたい」

「わぁ、可愛いですv・・・ん?」

「どうかしたのアメリア?」

「なんか、リナさんとガウリイさんに似てますねv
金色と、栗色が。目も同じですねぇ〜v」

「なによ?そんなこと言うならこの仔だって・・・あれ?
そう言えば名前は?」

「まだ言ってませんでしたっけ?」

「うん、聞いてない。」

「えっとぉ、ヴィナですぅ」

「ヴィナ・・・?」

「はい、ヴィーナスの『ヴィナ』なんですv」






『ねぇ、あんた誰?誰?』

『わたしですかぁ?』

『うん、あ、あたしねサン!』

『ヴィナですぅ。
このしとはぁ、アメリアしゃまですv』

『あめりあ・・・?りなのお友達?』

『はい、しょうだって言ってましたぁv』

『じゃぁ、あたしとヴィナもお友達v』

『はいv』


じ〜〜〜ぃ

う〜んっと、このしとは・・・サンしゃんでぇ・・・う?
あっちの金色のしとは・・・?

じ〜〜〜ぃ


『アースぅ、あのね、この仔ね、ヴィナって言うんだってぇv』

『あのかたは、アースしゃんって言うんですかぁ?』

『そうだよ。
あ、でもアースはちょっとキムズカシイんだぁ〜』

『わたし、嫌われてるんでしょうか・・・?』

『ううん、ちょっと恥ずかしいだけだよv』


『おい!』

『なに?恥ずかしがり屋のアースぅ?』

『誰がだ!』

『アースが』

『俺はちが・・・』


これはいけません、喧嘩はだめですぅ!


みゃぁ〜ん!


『わたし、ヴィナです!よろしくですアースしゃん!!』


『・・・・・』
『・・・・・』


あれ・・・?


『・・・・・・ぷっ!』


あれれ??


『お前、変なヤツだな・・・』


変?
私が?
・・・・・・・・・?


『よろしくな、ヴィナ、俺はアース。』


え〜っと・・・よくわかりましぇんけどぉ・・・なんだか仲良くなれましたぁv












おわりましゅ♪








あとがき

さてさて、いよいよ始まりました「さまぁ」ですぅ!
今回はアメリアの猫ヴィナちゃんの視点からでしたぁv
ヴィナちゃんはサンちゃんよりも1つ下の設定ですv
まだまだ歩き始めて間もない仔猫ちゃんなのですぅ。

ちなみにサンちゃんは今年で1歳(成長は他の猫よりも遅く小柄)
アース君は1歳半・・・と言ったところでしょうか。

ヴィナちゃんの外見は、白くて毛が少し長い猫さんですv(種類は不明)
目はつぶらな黒い瞳v
性格はアメリア似で、良いこと大好きなのです。
あ、そんでもう一つ書いておくと、ヴィナちゃんは、3ヶ月ですぅ♪

ヴィナちゃんの名前の由来は、↑でも書いたとおり、「ヴィーナス(金星)」ですぅ

愛らしいサンちゃんとは違った意味で可愛い仔猫さんなのですぅv