いつか叶う日まで 〜9〜 |
キラキラと光るお星様。 真っ黒な絨毯の上、あちこちにちらばって。 いつだったか、どうしてお星様は光ってるの? と尋ねたとき。 『がんばってる人達のご褒美だからよ。そのために光ってるの。またがんばってねって』 手をのばすと、すぐにも掴まえられそうだった。だけど届かなかった。 届かないけれど、掴めるもの。目に見えないけれど、大切もの。 それが少し―――わかったような気がした。 夜空には満天の星。雨上がりのすっきりと晴れた空に、まるで袋いっぱいの砂金をばらまいたかのようだった。 本当に、さっきまでの土砂降りがウソのようで。上を向いて歩いていたら、すぐ後ろを歩いていたリナママにぶつかってしまった。 「こーら、ロナ。よそ見してたら転ぶわよ?」 「だって、お星様が綺麗なんだもん」 すぐにごめんなさい、と謝るつもりだったんだけど・・・・・・ちょっと、反抗したくなって。 リナママは、ちょっと驚いたように目を丸くして。だけど、すぐにふっと笑って。 「そうね。ここのとこ、ずっと慌しくて・・・こんな風に夜に散歩することなんてなかったものね。 前は、盗賊いじめがてらによくしてたけど―――」 「前みたいにお散歩したいです。また来れますか?」 リナママは、う〜んと考えこむ。 「したいんだけど・・・・・・盗賊いじめすると、ガウリイがうるさいのよねぇ」 「盗賊いじめじゃなくて、お散歩ですってば、リナママ」 「いやだから、夜に外に出ると、どうしても習性で盗賊いじめしたくなっちゃうのよ」 ぺろ、と舌を出すリナママに、僕は思わず笑ってしまう。 まあ、ママの趣味に口を出す気はありませんけど。昔から、ママはこうだったし。 二人そろって笑い出す。何だか嬉しくて。こうしている時間が、とても満たされているような気がして。 「ねぇ、ロナ」 「何ですか?」 再び上を向いていると、後ろからリナママの声。そのままのけぞって顔を向けようとしたんだけど、できなかった。 「何やってるのよ?」 「・・・バランスとるのが難しいです」 真面目な顔をしてつぶやいた僕に、ママは再び笑う。 ―――何で笑うんでしょうね? 「で、何ですか? 言いたいことがあるんじゃ・・・・・・」 「ああ、うん。ただ、ちょっと、ね。わがまま言ってもいいわよって言いたかったの」 「・・・わがまま?」 立ち止まって、ぐるりと身体を方向転換させる。 「親子で改めてこんなこと言うのって、何か変なんだけどね。ロナ、あたしにわがまま言って困らせたことなんて一度もないでしょ? だから、何かあったら言ってほしかったのよ」 「何かって・・・」 「何でもいいのよ。わがままなんだから。わがままばっか言われるのも困るけど、実の親なのに遠慮されて言われないってのもさみしいんだから」 だから言ってと、リナママの表情はそう言っていた。 いきなりそう言われましても・・・・・・僕の方も困るんですけど・・・・・・ 立ち止まったまま、視線をいろいろとさまよわせてから、またリナママに戻して。 「えっと、何でもいいんですか?」 「もちろん。言うだけならタダだしね。あるのなら、言ってちょうだい」 「じゃあ、あの・・・・・・今日、リナママと一緒に寝たいなって思ったんですけど・・・・・・」 小さい頃はいつも一緒に寝てたけど。気がつくと、僕は一人で眠るようになっていた。 だから―――前みたいにって思ったんだけど。 ・・・・・・リナママ、笑うかな? 赤ちゃんみたいだって。 少しそう心配したけど、リナママは驚いたような表情をしてから、肩をおとして。 「何だ、そんなこと? それなら、今日といわず、いくらだって一緒に寝てあげるわよ。男の子と一緒に寝れるのなんて、今だけなんだから」 「え、いいんですか?」 ちょっと拍子抜け。僕も驚く。 こんなことなら・・・・・・もっと早く言っておけばよかったかも。 今さらながら、本当に僕は、言いたいことを何も言ってなかったんだなと思う。 「あの・・・じゃ、他にも、いいですか?」 「あら、まだあるの? なになに?」 こうゆう時の、興味津々といった感じの時のママの顔は、本当に子供みたいだ。 言ったらリナママを困らせるかなって思ったけど。でも、いいや。僕、子供なんだもん。 「―――お家、ほしいです」 ずっと旅をしていた僕には、帰るべき故郷がなかった。 旅をするのはもちろん好きだし、いろんな所を歩き回るのは楽しいけど。 でも・・・・・・セイルーンに来た時の、アメリアさんのあの表情。とても嬉しそうな。僕にも、そんなところが欲しかったから。 「・・・家?」 あまりにも突拍子すぎたのか、目を大きく見開いて。 少し、緊張する。何て答えが返ってくるんだろう? 「そっか。ロナはまだ、自分の家っての、無いんだもんね」 優しくそう笑って、「わかったわよ」と答えてくれた。 思わず、声が高くなる。 「い、いいんですかっ!?」 だって、ダメもとで言ったセリフだったから。 「家なんてなると、そう簡単にはいかないけど・・・・・・いつまでも旅してるわけにはいかないものね。これを機に、考えるわよ、ちゃんと。 だけど・・・・・・ロナ、わかってるの?」 「わかってるって? あ、住宅ローンとか?」 「いやちがうって。って、あんた何でそんな言葉知ってるのよ?」 それはまあいろいろと。 「そうじゃなくて・・・・・・その、家で暮らすんなら、ガウリイも一緒になるのよ・・・・・・?」 「ああ、わかってますよ、それぐらい」 だってガウリイさんは、僕のパパなんだし。 まだ―――そう呼んだことは、一度もないけれど。 「・・・・・・いいの? もう、許してくれたの?」 「リナママには、言ったことありませんでしたけど」 問いかけを無視して、僕は口を開く。許すとか許さないとか、そんなことはこの際関係ないから。 「僕、ずっとパパがほしかったんです」 そりゃ、リナママだけでも楽しかったし、幸せではあったけれど。 でも、他の子にはみんないたから。僕だけにいないのは、何だかさみしかったから。 「ガウリイさん、クラゲだし、記憶力悪いし、何だかボケてるけど―――」 「・・・・・・あのそこまで息子に言われると父親の立場がないってゆーか」 「でも、やっぱり好きだし。僕の父親だし。だからいいんですよ。いきなり仲良くはなれないけど、だけど、いつか―――絶対に、大丈夫になるから。僕は、そう信じてますから」 言って、にっこりと笑う。 信じることが大事。相手を信じすぎて、過大評価するのはバカみたいだけど。でも、今は信じる。僕に今できるのは、ただそれだけだから。 ずっとパパが欲しかった。ママを困らせると思っていたから、黙っていたその夢。 いつか叶う日まで、あと、もう少し。 「―――そっか。今のそのセリフ聞いたら、ガウリイ、きっと感激するわね」 「感激して泣いちゃいますか?」 想像して、楽しくなる。 さあ。夢を叶えるために。 もう少し、がんばろう? ・・・・・・花瓶は重かった。 「ロナ、大丈夫?」 「大丈夫でーす」 両手に抱えたまま、僕はふらふらとした足取りで歩いて行く。 後ろから心配そうなリナママの視線を感じるけど、僕は無視して歩いて行く。 だって、僕、男の子だし。これぐらい、平気だもん。 ・・・・・・たしかに、ちょっと、重いけど・・・・・・ 「よいしょっと・・・」 両手で花瓶を持ったまま、肘を使って器用にとびらを開ける。 リナママに見つかったら、「そんな危ないことしちゃダメでしょ!」って言われることまちがいなし、だったけど。 べつに、ママは見てないし。ま、いっかって感じ。 寝ているその人に気づかれないように、僕は枕もとの机に花瓶をのっけた。 ―――ふう。重かった。 「大丈夫か? そんな重そうなの一人で持って」 「だから大丈夫ですって・・・ふえっ!?」 とうとつにかかった声に、僕は慌てて飛び退った。 赤の竜神の騎士ならではの人並みはずれた跳躍力で、部屋のはじっこまで飛んでしまう。 「・・・って、何もそこまで驚かなくてもいいだろ?」 「ね、寝てたんじゃなかったんですか!?」 困ったように、頭をぽりぽりとかくガウリイさんに、僕は思わず声をあげてしまう。 「一応剣士だからな。気配を殺すのなんてお手の物さ。ロナだってできるだろ?」 「そりゃまあそうですけど・・・・・・」 だけど、この僕に覚らせないとは―――はっきり言って、ガウリイさんは常人ではない。 よっこらせ、と起き上がりながら。 「あの、大丈夫ですか? まだ寝てた方が―――」 「大丈夫だって。ちゃんとフィリアに回復呪文かけてもらったからな。リナが寝てろ寝てろってうるさいんでそうしてっけど・・・・・・ほんとなら、もう普通に生活できるなんだから」 「大事をとった方がいいですよ。あれだけすごい怪我をしたんですから。甘く見て、後々に後遺症にでもなったらどうするんですか?」 僕の言葉に、ガウリイさんは目を開いた後、ふっと笑った。 「な、何ですか?」 「おまえ、リナにそっくりだよなぁ。顔もそうだけど、言ってることもまんま同じ」 それは・・・・・・褒めてるんでしょうか。それともけなしてるんでしょうか。 ガウリイさんのことだから、多分何も考えてないんでしょうけど。 「そういえば、リナはどうした?」 「リナママなら、アメリアさんと一緒に町へ買い物に行くらしいですよ」 「へぇ、町に・・・」 語尾をにごらせてつぶやくガウリイさんに、何となく僕は慌ててしまって。 「あ、あの、リナママ、ほんとはガウリイさんの側にいたかったらしいんですけど、ずっと室内にいたら身体に良くないってアメリアさんが言って、それでその町へ行くことになったんです。だからその、べつにガウリイさんのことほっといてるわけじゃないですからっ」 「わかってるよ。あいつ、口には絶対に出さないし、普段は平気で人のこと殴るけど・・・・・・ほんとは、だれよりも優しいしな。ずっと寝てたんでよくおぼえてないけど、リナが側にいてくれたのは、気配で何となくわかったし」 「あ、そうですか・・・」 「おまえ、ほんとにリナに似てるよ。顔も性格も、意地っ張りなところも。あと ―――優しいところも、な」 ・・・優しいところ、リナママに似てるの? 自分では、よくわからない。あんまり似てるとは思えない。 「信じてないだろ、おまえ」 「・・・あんまり。だってガウリイさんクラゲだし」 「おい」 ガウリイさんが文句を言いたそうな顔をするけど、僕は気にしない。 「ったく、ンなこと言ったのはリナだな。あいつ・・・」 「他に、脳みそがミジンコ並とか、ただの剣術バカとか。先祖がスライムかも、とも言ってましたよ」 がくっ、とガウリイさんが肩を落とした。僕はおもしろくなって、少し笑ってしまう。 ガウリイさんからかうの・・・・・・けっこう、おもしろいかもしれない。 「まったくリナの奴・・・・・・ところで、ロナ、リナと一緒に行かなくて良かったのか?」 「リナママと買い物に行くと、値段交渉で時間が過ぎちゃいますから・・・・・・」 ガウリイさんもそれには憶えがあったのか、「あはは」と乾いた笑いをもらした。 何でもママ、実家が商家らしいですけど・・・・・・あれは、ほんとにすごいです。 部屋に、沈黙が訪れる。僕は、いろいろ聞きたいことがあったのだけど、ガウリイさんが何か言いたそうだったので、口を閉ざしていた。 それから・・・・・・しばらくして。 「ロナ、さ。オレのこと、認めてくれたのか?」 「認めるって?」 その意味はわかっていたけど、意地悪心でそうたずねる。 「いや、だから、その・・・・・・」 言葉につまるガウリイさんに、小さく笑う。 リナママは、許してくれたの、なんて聞くし。 「認めるとか認めないとか、そんなのは関係ないと思います。だって―――僕、ガウリイさんのこと、もう他人だとは思ってませんから」 「のわりには、呼び方が『ガウリイさん』だけど?」 「・・・う"っ」 即座に突っ込まれてしまった。 だって・・・・・・気持ちは変わったけど。でも、言い出すキッカケがなくって。 そうして、うやむやのまま、今日まできてしまった。 「ロナ」 おいで、と手招きされて、僕は近づいて行く。立っているのもあれだから、ベッドにぼすっと座って。 「・・・オレさ。何年も一緒に旅してて、ずっと相棒やってるリナも―――大事な場面で、不安にさせちまって。それで、あいつは一人だけでおまえを生んで、それでここまで育てて。オレはその間、何でリナが逃げたのかもわからないまま、ただ探しまくってた。まだ、わからないことはたくさんあるし、不安なこともたくさんある。数え切れないほどにな。人の親になる資格があるのか・・・・・・正直、よくわからない。リナにはできても、オレにできるのか、よくわからないんだ。だけど―――オレもさ、がんばるから。もう、リナのことも、おまえのことも、不安にさせないって約束するから・・・・・・だからさ。ロナの父親・・・・・・やらしてくれないか?」 緊張したような、不安なような、そんな表情で。ガウリイさんは、そう言った。 そんな顔して、不安にさせないだなんて言われても、信憑性なんて全然ないのに。 やらしてくれないか、だなんて。もし僕がダメって言ったら、どうするつもりなんだろう。 ちょっと考えて、うつむいた僕の目に、入ってきたのは。 いつも、胸元で揺れている―――『力』の封じてある。青い、宝珠。 この色を覚えていてと、リナママは言っていた。僕にとって、大事な色だからと。 空の色。どこまでも澄み渡った。とても、綺麗な。綺麗で・・・・・・温かい。 「・・・・・・そう、だ」 そうだったんだ。 答えは―――もう、あったんだ。ずっと前から。ずっと・・・ずっと。 「ガウリイさん・・・・・・?」 ああ、ちがう。そうじゃ、なくて。 ちょっと、深呼吸をする。今さらだけど。今さらなんだけど。 「―――・・・・・・ガウリイパパ?」 頭をなでてくれた手は。 リナママと同じくらいには優しくて、温かくて。 それ以上に―――大きかった。 「ああっ、ガウリイ! それ、あたしの肉でしょっ!? 何てことするのよっ!?」 「おまえだってオレのスパゲティ食ったじゃないか! これでおあいこだろっ!」 「何をぉっ!? くらえっ、脅威のフェイント攻撃っ!」 「うわぁっ、おまえこそ何てことするんだっ!? んじゃこっちも! これでもくらえっ!」 「くそっ、最後の目玉焼きっ、例えガウリイを犠牲にしてでも守ってみせるわっ!」 ぎぃん、ぎんっ! ぎんっ! お互いのナイフとフォークのぶつかる音が、朝の食堂に響いていく。 ・・・・・・ほんっと、毎日三食、リナママもガウリイパパも、よくやりますよねー・・・・・・ これで食べた気になるんですから、ほんとにすごいですよ、二人とも。 宿のおじさんもあきれてますし・・・・・・はぁー。 「リナさんもガウリイさんも、もう少し静かに食べればいいのに・・・・・・」 「醜い食事風景だな」 王宮で食べればいいのに、アメリアさんもゼルさんも、なぜか僕たちに付き合って、町の食堂で食事をしている。 ちなみにフィリアさんは、ばる・・・何とかさんが心配だとか言って、何日か前に帰ってしまった。 少し寂しいけど―――まあ、また会いに来るって言ってたし。 「まあ、これがお二人の愛情表現だってゆうのはわかってますけど・・・・・・」 ・・・・・・や、ヤな愛情表現ですねぇ。しかもめちゃくちゃ個性的ですし。 ジュースをすすってから、リナママのお皿からカラアゲをもらう。フォークでさして、口に運ぶ・・・と。 「あ、ロナ。それね、このソースつけると美味しいわよ」 「・・・ホントですか?」 何か変にどす黒いんですけど、これ・・・・・・ 「ってリナ! 何でオレにはくれないのに、ロナにはあげてるんだよ!?」 「いーのよ! ロナは可愛いから!」 どうゆう理由ですか? それは? それに可愛いって・・・・・・僕、男の子なんですけど・・・・・・ 「差別だぞ、それ! ひどいじゃないかっ!」 「うるさいわねっ。そんなこと言ってるヒマに、全部食べちゃうわよっ!?」 「ああああっ! もう半分しかないっ!!!」 ―――そして再び、醜い争いが始まった。 「さてっと。今日が大祭の最終日よねー。もちろん見て周るでしょ?」 「もちろんですっ! 人々が力を合わせ、汗水たらしながら一致団結して行うこの大祭の最終日! それを見ないとはすなわち悪っ! 私の信じる正義が許せるわけも・・・っ」 「で、どうする? また二手に分かれる?」 必死になって正義を説いているアメリアさんを無視してリナママは言う。 いいんでしょうかねー・・・・・・アメリアさん、一人であっちの世界に行っちゃってるんですけど。 ・・・・・・ま、いっか。あんまり関わりたくないし。ゼルさんも、コーヒーを飲みながら、他人のフリしてるし。 「僕リナママと一緒がいいですー」 「あ、オレも」 「ガウリイパパもですかぁ?」 「な、何で嫌そうに言うんだよ?」 ちょっぴり傷ついたようなガウリイパパに、僕ははっきりと。 「だってパパ、目をはなすとよく迷子になりますし。待ち合わせとかしても、すーぐ忘れちゃうし・・・・・・手がかかるんですよね」 「あははっ! 子供に言われちゃぁお終いねー!」 「ってリナにロナ! ひどいぞその言い方!」 だってホントのことだし。 「ロナもなぁ・・・この前は遠慮してたくせに、今はそんな様子、カケラもないし」 「そんなこと言うんなら、ガウリイパパが遠慮して下さいよ。パパ大きいから、人込みの中だと大変ですし」 そのてん僕とママなら、あんまり苦労しませんし。 「うん、そうね。それがいいわ。んじゃ、あたしとロナとゼルとアメリア。ガウリイは一人ね〜」 「これで決定ですね」 「だからっ! さっきからひどいぞおまえらっ!」 必死に怒鳴るガウリイパパに、僕とリナママは、お腹をかかえて笑い出す。 ほんと、ガウリイパパ、全然父親らしくない。からかうと、すぐにムキになるし。 単純だし。 まあ、これから少しずつ、変わっていくんだろうけど。 でも、もう遠慮なんてしてあげない。してあげる義理なんてないんだし。 僕だって、リナママのことは大好きなんだから。 子供の特権。パパの目の前で、ママに思い切り甘えちゃお。 当分の間、絶対に二人っきりには、させてあげませんから♪ あとがき 以前から三作も載せていただいているのに、初めてのあとがきでございます。 ここまで読んで下さった方々、本当にありがとうございました。 リナサイド、ガウリイサイド、そしてロナ君サイドと続いたこの話で、第一部は終わりです。 この続編として、ゼフィーリアへの里帰り編などを考えているのですが・・・・・・読みたいとゆう奇特な方がいらっしゃいましたら、書きたいと思います(いないと思うけど・・・) では、こんな駄作を快く載せて下さった飛鳥様に、心からの感謝をよせて。 |