白銀の継承者
〜エピローグ〜












  こんにちわ♪
  ようやく今回で意味のない小説もエピローグです♪







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       白銀の継承者 〜エピローグ〜




   んくんくんく・・。
   ちいさなもみじの手がやんわりとふくらみに触れる。
   じぃ・・・・。
   「何よ?///」
   赤ん坊を抱き上げて、授乳をしているリナを。
   じっと見つめているガウリイ。
   「・・・・リナの胸を他の男が触ってる・・。」
   じとりとそんなリナを睨むガウリイに。
   「な゛!//あんたは、子供にまで焼もちやくなぁぁ!」
   真っ赤になって、怒鳴っているリナ。
   セリナのときもそーだったけど!//
   内心リナは心で叫びつつ。
   「だってなぁ、いくら俺の子供といっても・・。
    男なんだぞ?」
   「だ・・だぁぁ!赤ん坊に嫉妬するんじゃない!」
   本気で言っているガウリイの言葉にさらに怒鳴り声が大きくなる。
   「ふ・・ふぇぇぇぇ!」
   側で母親が怒鳴るもので、抱いていた赤ん坊が、
   泣き始める。
   「ああもう!ガウリイが変なことをいうから!//
     ほら、泣かないの(汗)」
   そんな我が子をなだめるリナに。
   「でも、リナ、そいつ、俺の子供だから。
     手加減なんかしなくて、もしかしたら、
      リナ、形が崩れるかもなv」
   「・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
   抱いている我が子と、ガウリイを見比べて。
   ・・・・・あ・・・・・ありえる(汗)
   そんな思いを抱きつつ、リナの額に一筋の汗。
  
  
   「・・・・また?二人、寝室?」
   小さな弟を抱っこして。
   哺乳瓶で乳を飲ませているセリナの横に。
   ポンと形態を変えて、人形をとる、
   セリナが持っている短剣。
   異世界の魔族、ゴルンノヴァ。
   「いつものことだもんvほら、ユーリ、
     おねいちゃんがごはんあげるね?」
   リナが絞った母乳を温め。
   哺乳瓶で小さな弟に飲ませてゆく。
   弟が生まれて数日も立たないうちに。
   どういう理由からか、直接授乳でなく間接的な授乳に切り替えているリナ。
   セリナはどうしてか分からないが。
   とりあえず、母が絞って冷凍保存している母乳を。
   毎回の事ながら暖めて。
   小さな赤ん坊の弟にのませてゆく。
   セリナの父と母は、なぜか、授乳時間が過ぎてしばらくすると。
   いつも寝室に閉じこもって何かやっている。
   今回は、夜までには出てくるかな?
   などと思いつつ、弟の面倒をみているセリナ。
   長いときには、十日も寝室から出てこないときがあるのだから。
   まあ、いつものことだし。
   などとセリナはそれが当たり前だと思っていたりする。
   そんなセリナを少し心配そうに眺めつつ。
   ―この子、大きくなったら・・大変だよね・・。
    こんな両親を基準に常識と捕らえてたら・・・。
   などと、心配をしているゴルンノヴァの姿がそこにはあるが。
   「・・じゃあ、僕が家事やるよ・・。」
   「セリナもやるの!」
   「セリナちゃんはいい!」
   セリナの言葉にあわてて止める。
   何しろ、セリナの叔母である、ルナの直伝なのか。
   はたまた、何でも興味がある年頃のせいか。
   いろいろ、食べられる食材などを組み合わせて。
   実験的に食事を作るセリナ。
   以前など、完全に魔が人になる食べ物を作り出したり・・と。
   とても面白い食べ物を製作することが、セリナには可能。
   しかも、意識して作ってないのだから、
   すごいといえばその一言で済ませられるが。
   普通の料理などは、ルナやリナに鍛えられ。
   少しづつ、上達の兆しをみせてはいるものの。
   そこはまだ三歳を少し過ぎたばかりの幼女。
   まだよく失敗などをするのもまたご愛嬌。
   弟が生まれたことにより。
   セリナが用いる一人称も、最近は。
   少しずつではあるが、自分の名前から、私にと少しずつ、
   変わっている。
   弟・・・つまりは、リナとガウリイの二番目の子供。
   名前をユリウス=ガブリエフと名づけられた、
   ガウリイと同じ金色の髪に碧い瞳。
   顔立ちは・・リナとガウリイの中間くらい。
   ・・・まず、見た目。
   全員が絶対に間違いなく、女の子と思う。
   というか女の子以外には見えないという赤ん坊であるのだが。
   くりっとしたぱっちりした大きな瞳は、リナ譲り。
   その辺りは、セリナにもよく似ている。
   愛称はユーリ。
   「さ、ユーリ、ごはんたべたら。
    おじいちゃんのところにいこv」
   寝室に閉じこもっている両親はそのままに。
   弟を連れ出して、インバースの実家にと向かうセリナの姿が。
   ここ、最近の恒例の風景とこの家ではなっている。
   まだ首が据わっていない、赤ん坊を何ど、落として。
   あわてて、回復させたことか。
   さすがにこうもそれがまだ生まれて数ヶ月。
   それが続くと、さすがに耐久性は強くなる。
   うたれづよく、成長していっているユーリであった。



   
   「えっと、セリナおねいちゃん、これやってもいいの?」
   「うん!ゼロスだから関係ないし!」
   「ちょっとまってください!セリナちゃん!
     止めてください!リナさんもガウリイさんも、
      何かいってくださぁぃ!」
   ほのぼのと、年月は過ぎていき。
   平和なガブリエフ家の日常の一駒。
   いきなり、召喚されて、うろたえる黒い物体に。
   ぴっと指を指して、弟に言っているセリナ。
   「別にゼロスだから、ユーリ、手加減なくやってみなさいv」
   「そうだぞ?ユーリ、こういうことは、
     実戦で強くなっていくもんだからなぁ(はあと)」
   そんな二人の子供達を暖かく見守りつつ。
   地面に広げたシーツの上でサンドイッチなどを食べている、
   リナとガウリイ。
   そろそろ、二歳になり、ちゃんと一人で少しずつだが、
   出来るようになり、とりあえず、剣術から始めよう。
   というリナとガウリイの教育観念のもと。 
   今日も今日とて。
   その実験材料に、ゼロスが使命され。
   そのゼロスをセリナが召喚しているのである。
   「ゼロスおにいちゃん。
     よろしくおねがいします!」
   ぺこりと頭を下げつつ、その目がかなり真剣であるのはさすが、
   ガウリイの息子であるところといいたいが。
   生まれた姿のまま、そのままに大きくなっている、ユーリ。
   金色の髪に碧い瞳。
   その整った顔立ちにくっきりした高い鼻筋。
   ぱっちりした大きな瞳は。
   ・・・どこからどうみても、女の子以外の何者でもない、
   このユーリ。
   ちなみに、リナがかわいいから。
   という理由で、スカートなどを着せているのだが・・。
   まだよく物事がわかってないユーリは、
   母親の言われるままにとなっている。
   セリナ、六歳。
   ユーリ二歳。
   そんな二人の子供達をみつめつつ。
   「ゼロス、人間、諦めが必要よv」
   にっこりと、サンドイッチ片手に言っているリナに。
   「そうそう。」
   いいつつも、リナの腰に手を回して。
   さりげなくリナを引き寄せているガウリイ。
   「僕は人間じゃありません!」
   抗議の声を上げるゼロスに。
   「んっと・・・じゃぁ、グルゥさんも呼ぼう!」
   そういって、少し考えて、ポンと手を一つ叩く。
   そして。
   パチンv
   セリナが一つ指を鳴らすと。
   ―――ドデ!
   空間から、藍色の髪に茶色い瞳の男性が一人。
   落ちてくる。
   以前、セリナが祖父であるマルスと一緒に旅をしたときに。
   知り合ったこの男性。
   ことあるごとに、セリナはゼロスと同じく。
   召喚して、自分の術の実験などにつき合わせていたりする。
   小さいころは、ゼロスやグルゥをお爺ちゃんと呼んでいたセリナだが。
   弟が成長するに従い、二人をさんづけで呼ぶようにとなっている。
   「って・・・あぁぁぁ!
    また今日もですかぁ!?」
   そういいつつ、その左手に、違う誰かをひっぱっているのは。
   気のせいではないらしい。
   「あれ?今日は、そのノーストさん、連れてきたの?」
   そこにいる、白い髪の男性をみて。
   にっこりと笑うセリナに。
   「そーいうことで、ノースト、頼んだよv」
   「・・・・・・・・・へ?」
   いきなり、何か飲まされて。
   気を失ったところ。
   気がついたら、どこかに連れて来られていた。
   白い髪に黒い瞳の男性。
   見た目の年齢は、二十歳そこそこといったところか。
   しっかりと、藍色を基調とした服などを着込んでいるのだが。
   その襟首などに銀色の文字で刺繍のような文様が描かれている。
   そんなグルゥと呼ばれた男性をみて。
   「グルゥさん!卑怯ですよ!毎回、毎回!
     盾にする別の人を連れてきて!」
   わめくゼロスに。
   「だってぇ。僕は、ゼロスと違って。
     そんなに力ないし。
      滅びるのやだもんv僕以外の仲間が、弱体化しよーが。
       別にいいし。痛いのやだもん。」
   あっさりとしれっと言い放つ彼は。
   覇王神官グルゥ=メネシス。
   ガウリイの異母弟である、ラナティスに。
   上司である覇王の命令でしばらく側にいたのだが。
   それももう過去のこと。
   滅びるまでは行きかけるが、いつもセリナの力によって、
   回復されている彼は。
   数回後には、同僚や仲間などを盾に一緒に連れてくる。
   そんなパターンを取っている。
   「って・・って・・どぇぇぇぇ!?
     セリナさまぁぁぁぁ!?いやだぁぁあ!」
   じたばたもがく白い髪の男性を。
   「ほらほら、しっかり、僕の盾になってよねvノーストv」
   「ああ!グルゥ!貴様ぁぁぁあ!」
   ほのぼのとした会話を繰り広げているのは。
   魔王腹心の一人、覇王(ダイナスト)グラウシェラーの、
   直属の部下である、覇王神官と覇王将軍。
   そんなやり取りしている二人をみつつ。
   「ま、別にいいけど。いくらいてもね。」
   「ねえねえ!かあさん!とおさん!
     このまえ、ルナおねいちゃんからおそわったじゅつ。
      つかってもいーい?」
   目をきらきらさせて、両親に許可を取っているユーリ。
   「いいわよ。」
   「だな。別にかまわないけど。
     こっちの邪魔をするなよ?」
   「ちょ・・ガウリイ・・//」
   そういいつつ、隣にいるリナにキスをしているガウリイだったりすのだが。
   「とりあえず、お母さんと、お父さんの周りにも防御結界張ったし。
    ユーリ、思うぞんぶんやってもいいよv
     暴走しても大丈夫のようにこの辺りに結界張ったしv」
   「ありがと!せりなおねいちゃん!」
   『・・・・・・・・うどわぁぁぁぁぁ!?』
   その言葉に、そこに呼び出された三人はうずくまる。
   ・・・つまりは、絶対に逃げられなというのを悟り。

   「大丈夫だって、ユーリが術暴走させなくなったら。
     今回は終わらしてあげるから(はあと)」
   にっこりと、楽しそうにいうセリナ。
   今回は、魔術を覚え始めた弟の特訓のため。
   やはり、術を使うのは実戦あるのみ。
   そういうわけで、町から離れた草原に。
   家族でピクニックにきているこの家族。
   ちなみに、ガウリイはちゃっかり二つほど、テントまで持参していたりする。
   「おーい。セリナ、終わったら、呼んでくれよなv」
   ひょい。
   「ちょ・・!//ガウリイぃ!///」  
   ヒョイとリナを抱きかかえて。
   テントの中に移動しようとするガウリイに抗議の声を上げているリナ。
   「はぁい!あ、でも・・・夕飯は・・・・。
     ・・・・ま、いっか。ゴルンノヴァ、お願いね?」
   テントに入ってゆく両親をみつつ。
   夕飯どうしようとなやみつつ。
   ポンと思いついたように、腰にさしている剣にと話しかけるセリナ。
   ポン!
   その言葉にこぎみよい音をたてて。
   剣が瞬く間に人間の形態をとってゆく。
   「ま・・・・いいけどね。」
   自分が実験体にされなくてよかった。
   心から本気でそう安堵の溜息をついているゴルンノヴァに。
   『卑怯ですよ(だぞ)ゴルンノヴァ様!!』
   ゼロス、グルゥ、ノースト、この三人の叫びが一致していた。


   そんな子供達とは関係なく。
   「・・ちょ・・ガウリイ//」 
   「野外でっていうのも燃えるだろv」
   「・・こ・・の・・・ぼけぇ!やめ・・や・・・あぁぁぁ!」
   にっこりと怪しく微笑みかけられて。
   そのまま、ガウリイに覆いかぶされてゆくリナの姿が。
   テントの中では見受けられているのだが。
   まあそれも、いつもの光景。
   ・・・結局、リナはいつもガウリイには勝てないのである。



   ぐつぐつぐつ・・・。
   火をたき、シチューを煮込む。
   その辺りに群生していたニギタケなどを。
   シチューにと入れて煮込み。
   ついでにご飯にも炊き込んで。
   「セリナちゃん、ユーリ君、
     ご飯できたよぉ!」
   エプロンをして、未だに術を思いっきり、失敗させて。
   暴走させまくっているユーリと。
   そんな弟に実戦で成功例をみせているセリナ。
   そんな二人にと話しかける。
   「あ、ユーリ、ご飯できたって。」
   「はぁぃ!」
   その言葉に、そこに転がっている三つの物体をそのままに。
   食事の用意がされているそこにと向かう。
   「ねえ?セリナおねいちゃん。
     ぼく、いつになったら、かんぜんにじゅもんとか、
     つかえるようになるかな?」
   ぱくぱくと食事をしつつ、問いかけてくる弟の言葉に。
   「大丈夫よ!ここで一週間でも、特訓したら。
     暴走はさせなくなるって!」
   「・・でも、おとうさんと、おかあさんは?」
   一応、テントの前に運んだ食事は。
   未だに手を付けられてない。
   中から何か聞こえたような気もするが。
   まだユーリにはその意味は分からない。
   「・・・・あの二人なら気にすることないよ。」
   今、お楽しみの真最中だし。
   などと、心で付け加え。
   おかわりをよそい、ユーリに手渡すグルゥ。
   「どっちかというと、長いほうが、お父さんもお母さんも。
    うれしいんじゃないかなぁ?」
   セリナはそういうが。
   それは、リナにとってはうれしくないと思うのだが。
   ガウリイは別だが。
   「それより、早く力の制御になれようね?ユーリ君v」
   「はぁぃ!」
   さすがに、リナとガウリイの息子だけあり。
   その潜在能力は、普通の人間よりかなり高い。
   しかも、どうやら、このユーリ。
   リナがその身に取り込んでいたデモンブラットの四つの欠片。
   その影響を受けたらしくて、魔法容量もかなり高い。
   それでいて、潜在能力は、ガウリイとほぼ同等な力をもっている。
   そんなこんなで、まだ力を覚えたての彼は。
   術などを暴走させれば、軽く村一つくらいは消滅させてしまう、
   実力を持っていたりする。
   そのめたに、リナとガウリイ夫婦は。
   力の制御の特訓のために。
   ここ、町から離れた人気のない草原にとやってきているのだから。
   エプロンを着こなして、ご飯をよそっているゴルンノヴァの台詞に。
   大きく片手を上げて返事を返しているユーリ。


   ようやく暴走をさせなくなり。
   ゼロス達三人が解放されたのは。
   それから約二週間が過ぎていた。



   「・・・・ううう・・・・・。僕もうこんな生活いやですぅ・・。」
   泣きながら、上司に訴える、ゼロスに。
   「グルゥ!何度もいうけど!我等を巻き込むな!」
   セリナの力でどうにか滅びるまでは行かなかったものの。
   やはり、涙声で抗議しているノースト。
   「じゃ、覇王様にしよっか?」
   『・・それもやめろ・・(汗)』
   にっこりと、当然のように言い切る同僚の言葉に。
   本気で溜息をつくノースト達。
   というのも、始めは、覇王そのものを盾にするつもりで。
   グルゥは初めのころに連れて行こうとしたのだが。
   他の同僚たちがそれを阻止して。
   今、代わりに自分達が連れて行かれる。
   そういう話し合いで落ち着いているという事実があるのだが。
   
   今日も今日とて。
   いつもと代わりない日常が、魔族側においても。
   リナ達夫婦にしても。
   繰り広げられてゆく。

   
   
   セリナ、十歳。
   ユーリ六歳の年。
   二人の姉弟は、母と父の、『旅にでて実力ためしてきなさいv』
   という言葉で、旅に出て。
   新たな伝説をこの世界に刻んでゆくのは。
   しばらく後の出来事である―・・・。
   

                         −終わり♪ー

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  あとがきという名前の座談会:
       薫:こんにちわなのです。薫といーます。
         いきなりこんなのを『月の雫』様に押し付けました!
         (こらまて!)
         というのも、以前アナログ解けない理由から、
         回答目当てに小説送りつけた、あの合間劇(?)
         の、これは話しにあたるのですv
  金色の王(後、エル):まったく・・・。   
         あのね?お世辞とか付き合いという言葉・・知ってるわよね?
         いくら、メールの返事で押し付けられても、
         迷惑じゃないって言われたからって・・。
       薫:・・・・あはは(汗)
         知ってます(お゛い゛!)
         でも、あのお返事でこれを打ち込む気力がわいたのも、
         また事実v(こらこらこら!)
         『月の雫』の管理人の飛鳥様。
         まことにありがとうございます(はあと)
         というわけで、またまたいきなり押し付けるのですv
      エル:しっかし。
         エピローグ自体を打ち込んでないのに。
         あとがきから打ち込んでいるあんたは・・・
         どこかの某作者か・・あんたは・・。  
       薫:・・・・あ・・・あはは(汗)
         ちなみに、継承者。
         これは、二つにかけてます。
         (何気に話題転換)
         一つは、リナとガウリイの娘である。
         セリナちゃん。
         彼女が実は、金色の王・・つまりは、エル様に、
         気に入られて(?)リナ達とは違う世界。  
         つまりは今できかけているとある宇宙(大銀河)
         の光と闇を統べる王、つまりは神魔の王となることと。
         ついでに、ガウリイが以前もっていた、
         光の剣の継承者となることです。
     エル:つまりは、それがいいたかったために。
        こんな意味のない駄文をだらだらと続けた・・と。
      薫:・・・・・・(汗)ぎくっ!(滝汗)
        ま、いっちゃえばそーです(かなりまて!)
        ま、こんな駄文を押し付けられて、
        迷惑なのは分かってますから。
        邪魔ならごみ箱にとっとと捨ててもらっても構わないから。
        とりあえず押し付けようvという魂胆ですv(お゛い゛!)
     エル:・・・・しかし、あんた。
        このあたしのファンだって公言しているわりに!
        このあたしがまったく!活躍してないじゃないのよぉ!
      薫:たまぁに名前がでてるでしょ!?
        というか、エル様が出てこられたら一瞬で終わります!(断言!)
     エル:そんなことはないわよ!
        そんなので終わる出来事や世界が悪いのよ!
      薫:んなむちゃくちゃなぁ!
     ドシュ!ギュルル・・・・・・。
     (何かを突き刺す音と、何かを吸い込む音がしばし響く・・)

     エル:さってと。
        どこかにいった薫はおいといて。
        まあ、掃除機の中ですでに言葉を話せなくなっている、
        細かい肉の塊は置いとくとして。
        それでは、こんな駄文に最後までお付き合いいただきまして。
        どこかにいった、薫に代わり、お礼を申し上げますねv
        それではv
        またどこかでお会いしましょうv
 
       (・・さて、塵を焼却処分しましょv)


       はらり。
       何か紙が金色の絶世の美女が立ち退いた後に。
       どこからともなく落ちてくる。


      ―こんな駄文にお付き合いいただきまして。
       まことにありがとうございました。
       お付き合いいただきました人々に感謝を込めて。
       by薫―


      紙だけが、ひらひらと空中を舞ってゆく・・・。