ジグソーパズル







<ガウリイサイド>

ある夜。酔っぱらって眠って俺が夢の中、言った言葉。
『愛してる、リナ。』

夢の中ではさらりと言えた。
夢の中のリナはもっと態度に出してくれて。
俺は自身が持てたのに。
だけど現実は甘くなくて。
リナはほとんど態度に出してくれない。
時折、どきっとするほどの女。
でもその後にはいつも通りの子供で。
まるで複雑でわかりにくくて細かくて、途方にくれそうなジグソーパズル。
あきらめようかと何度も思った。
でもその度に、期待を持たせて。
迷いながらも俺はピースをはめていく。
この途方もないパズルを解けたら。
きっとお前に言えるから。
だから早くピースをはめてみせるよ。リナ。

<リナサイド>

ある夜。酔っぱらったガウリイが寝言で言った。
『愛してる、リナ。』

嬉しかったよ。
でも認めない。
酔っぱらって夢の中で言った言葉で済まそうなんて、そんなの虫が良すぎるわ。
今まで子供扱いされてきて、散々心乱されて。
それでも真意を探ろうとしてたあたしの苦労はどうなるの?
まるで一万ピースのジグソーパズルを組み立てるような。
そんな苦労をしたんだからね。
あたしのパズルは未完成。
残りはたったの一ピース。
あなたの一言で埋まるわ。
でも不公平だから、まだ埋めさせてあげない。
だから今度はあたしの心をパズルにするわ。
複雑でわかりにくくて細かくて、途方にくれそうなほどの。
まるで十万ピースのパズルにするわ。
でもね、あきらめたりしないように少しだけヒントをあげる。
ほんの少しだけ態度に出してあげるから。
早くピースをはめてよね。ガウリイ。

〜〜おわり〜〜


〜〜あとがき〜〜
意味わかんないです〜〜(滝汗)
ごめんなさいっごめんなさいっっごめんなさいぃぃぃぃぃぃ!